青い空と青い海、心おもむくまま

ご訪問ありがとうございます。このブログのきっかけは、もともと会社時代に社員の皆さんにお送りしていたレターでした。会社や人生の様々な悩みに対するヒントや、楽しく働くきっかけになればと書いていたものです。退職後も引き続き、日々の思いを書かせて頂いております。何か少しでも参考になれば幸いです。また、皆さんからご意見も頂ければ嬉しいので、よろしくお願い致します。

自分から一歩前に出る(2020/11号)

 今月は、恥ずかしながらこれまでの私の仕事への取り組み方などについて、多少でも皆様の参考になればと思い、お話ししたいと思います。

会社というものは、決して自分の思い通りなんかにはならないものです。

ただ文句ばかりを言っていないで、自ら一歩前に出て働きかけてみませんか。

会社というものは不公平

二十歳そこそこで社会人となった私が、一年経って少しは自分で仕事ができるようになった時に感じたのは、そもそも会社は不公平であり、自分の思う通りにはならない、ということです。ちょっとだけ仕事がわかるようになって、段々と小天狗になっていたのかもしれません。年を重ねて、少しずつ責任ある立場になってからも、事ある度にそういった考えに囚われることもちょくちょくありました。

いくら文句言っても会社は簡単には変わらない

しかし、ある時ふと気が付いたのです。何かあるたびに会社に文句を言って、会社が変わるのを待っていては自分が先に爺さんになってしまう、そもそも会社は自分の思う通りには変わらない、会社も生き物であり時代と共に変化していく、

とどのつまり、いくら待っていても今の自分に理想と思えるの会社にはならないのかもしれない、と。

片や、自分の人生は一生に一度の人生、二度とない人生です。文句を言おうが楽しもうが会社で過ごす時間はみんな一緒、それならば楽しく生きてはどうか。

自ら環境を変えるための働きかけをする

自分が会社員として組織の一員として生きると決めたのだから、その自分の人生を会社に決めてもらうのではなく、つまり会社が自分向きに変わるのを待つのではなく、自分から働きかける、少しでも職場環境を自分向きに良くする。

そのためには、自分から一歩前へ出る、敢えておせっかいをする、積極的に周りの人と係わる、巻き込む、中途半端な遠慮をしない、そしてぶつかり合う。・・・

利他の心を忘れない

ただし、人間として相手の人格を最大限尊重する、どんな立場の人にも一寸の虫にも五分の魂があり、仮に新入社員や年下、業者さんであっても、まず相手を認めることから始める、利他の心を持って対するようにする。

そうすると、また違った風景が見えてくるようになりました。文句を言う前に自分からやってみる、上も下も巻き込んでやってみる、それで事態が動けば良し、それでも、どんなに動かしてもちょっぴりしか動かないならそれはそれでしようがない、自分でやったんだから・・・

そう思えようになると、とても仕事が楽になり、楽しくなりました。

是非皆さんも、遠慮をしないでポジティブ思考で業務に取り組んでみてください。

仕事を楽しむには

どうせやらなければならないことなら、嫌々ではなくて喜々としてやりたいものです。きっと、その「思い」の違いによって成果も異なってくるのではないでしょうか。 ただし、猪突猛進、周りも見ずに、ではダメですからね、

何といっても会社の業務ですから、当然一人では限界もあります、会社は一人の方の限界値を求めている訳ではありません、是非周りを巻き込む術を覚えるようにして下さい。よろしくお願いします。